
今回は「本を読む人だけが手にするもの」がMVP賞でした。
なぜ本を読むといいのか? これまで3000冊以上の本を読んできた著者が、仕事と人生に効く読書術を紹介する。「これだけは読んでほしい」と思う本50冊も掲載。
目次
開催報告:20代読書会in東京
日時:06月10日(水)19:30-22:00
参加者:6名(男性:3名、女性:3名 初参加:2名、リピーター:4名)
MVP賞
本を読む人だけが手にするもの
なぜ本を読むといいのか? これまで3000冊以上の本を読んできた著者が、仕事と人生に効く読書術を紹介する。「これだけは読んでほしい」と思う本50冊も掲載。
紹介された本
独学の技法

MBAを取らずに独学で外資系コンサルになった著者の武器としての知的生産術。
21世紀を生き抜く3+1の力

21世紀とはどんな時代で、どんな人材が求められていくのか?その時代を生き抜く力とはいったい何で、それを身につけるためには何が重要なのか?その問いに対して、現時点で入手できる将来予測データと、「変化の兆し」をつき合わせ、いまの時点の答えをまとめた。
反応しない練習

ネット・ヘビーユーザーの琴線に触れた
原始仏典に学び、宗派に属さず活動する僧侶の書いた、一風変わった仏教本がロングセラーになっている。
「著者いわく、原始仏典に書かれたブッダの考え方というのは、物事を合理的に理解し、考え、具体的な方法論で問題を解決するためのものなのだそうです。宗教で悩みを解決するというと、漠とした心の持ち方を説くと考えられがちですが、そうではない、と」(担当編集者の間[あいだ]孝博さん)
実際、「自分はいま◯◯している」と心の状態を言葉で確認することや、手のひらや足の裏の感覚を意識しながら体を動かすことで心を落ちつけるといった、物事に無駄に反応しないための方法が盛り込まれている。
「反応しない」という言葉への共感もヒットの一因か。
「この本はネットメディアとの親和性が高いんです。ネットメディアに草薙さんの文章やインタビューが掲載されると、大きな反響が起こって、本の売上も伸びる。そういうサイトをチェックする人というのは、おそらくネットに接する時間の長い、情報に反応し続けている人が多い。その中には、今の状態をまずいと感じている人も多く、そこに響くのかな、と。この本は電子書籍のダウンロード数も3万を超えていて、それもITに関わりの深い読者に響いている証拠ではないかと思います」
あした死ぬかもよ

あなたはいま生きている。それ以上の奇跡などありません。いつか死ぬ身であることを心に深く刻めば、今日という1日が、いかに可能性にあふれ、うれしく、ありがたく、いつにもまして輝きはじめることに気づくことでしょう。
働き方2.0vs4.0

10年後、幸福をつかむ人は何が違うのか。「昭和と平成の常識」をぶち壊し、生き延びるためのバイブル。
以上、06月10日(水)20代読書会in東京の開催報告でした