2015年の時点では、朝活の衰退期は未知の領域です。事業ライフサイクルで予測をするのであれば、2019年から2022年までが朝活の衰退期ということになると思います。
成熟期と同様に衰退期も事業ライフサイクル論から、朝活の未来を予想してみたいと思います。
では、まず、事業ライフサイクルの衰退期について、一般論を見てください。
<一般論>
衰退期の段階に入ると、売り上げは低下し、利益も激減します。新規投資がほぼ不要になります。そのため、一部のリーダー企業はキャッシュを生み続けることができますが、それ以外の企業は、撤退するか、イノベーションにより新たな価値の創造を行うか、どちらかの戦略をとることになります。
朝活ではどうでしょうか?そもそも朝活自体で利益を出しているのは、1部の企業が運営している朝活のみだと思いますので、赤字になって撤退するということはないと思います。ただ、参加者がいなくなって朝活の運営を止めてしまうということは考えられます。
成熟期から、淘汰の傾向が現れてくると思いますが、衰退期ではより一層その傾向が強くなります。恐らく、存続する朝活も大手の5つ以下に絞られてくるんじゃないかと思います。そして、その他の朝活では、この大手に対抗できなくなり、参加者も激減して、朝活を止めていくということが考えられます。
一方で、イノベーションというのも重要なキーワードだと思います。どんな業界でもイノベーションが起きない業界は、衰退していきます。朝活においても、イノベーションが起きなければ、再びブームになったり、活気を取り戻したりすることがなくなってしまうのかもしれません。
以上が、朝活衰退期に関する個人的な未来予想でした。
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